パンと鱈とエビの煮込み / Açorda de bacalhau e camarão

食べたことのない料理を作るのは極めて難しい。暗い部屋のなか手探りで明かりを探し当てるようなものである。アレンテージョ地方の料理は大好きなのだが、いかんせん小麦粉アレルギーのせいでパンなどのグルテン料理は全く口にできない。

とはいえ、食べたいものは食べたい。仕方ない。ヨーロッパの良い所の一つはグルテンフリー、ラクトースフリーが市民権を得ているところ。とうもろこしと米でできたパンを買い、鱈とエビと混ぜて黄身を落として出来上がり。これが、なかなかどうして美味しい。グルテンフリーAçordaなんてポルトガル人に自慢したら呆れた目で見られるに違いない。

自分が食べたいものを工夫して作って楽しむ。料理の醍醐味の一つである。